ネジやボルトは振動や温度変化などでどうしても緩んでしまいます。
ネジやボルトが緩まないようにするファスニング(もの同士をくっつけること)は、どんな工業製品にもかかせない技術です。
そのため緩みや漏れ防止が可能なロックタイト製品は多くの重要な個所につかわれています。
以前はボルトを製品に締結する直前に塗っていました。しかし、現場でネジに接着剤を塗るのは効率が悪くバラつきも大きいので、あらかじめ同じ条件でネジ山に接着剤を塗っておくプリコート加工という方法に辿り着きました。
プレコートしたネジ・ボルトを使用することで現場での作業効率が20%アップし、大幅なコスト削減につながります。
「ネジ」と「接着剤」を現場に持っていく
現場で「ネジ」に接着剤塗布
「ネジ」を締める
プリコート加工した「ネジ」だけを現場に持っていく
「ネジ」を締める
プリコート処理れたネジ部はベタツキがほとんどありません。扱いも簡単で、今まで通りねじを締めるだけでネジをロック(固定)することが可能です。
従来は1つずつ手作業で塗布
あらかじめ設備で塗布基準を設定して塗布
(表面処理がされているもの)